子育てをするには最高の環境

夫婦で津別町に移住した門馬夫妻。移住後、子宝に恵まれ、現在4人家族で津別町で生活されています。旦那様の祐策さんは隣町の公立中学校教諭。奥様の京子さんは津別病院の内科医です。結婚から出産まで、また出身地とは異なる町にて夫婦共働きをするお二人にお話をお聞きしました。

結婚を機に津別町に移住

ーお二人が移住されたのはいつ頃でしたか

祐策さん(以下、祐)2016年の4月です。私の転勤が津別町の隣町に決まったのがきっかけでした。札幌で出会った妻と少しの間遠距離でお付き合いをして、結婚を機に妻も移住をすることになりました。

京子さん(以下、京)私は札幌市の大学病院で働いていて、夫の転勤を機に自身の移住も検討し始めました。ちょうど大学病院での勤務も身体的にも精神的にも辛くなってきたので、夫の勤務地に近い地域で転職先を探していました。その際、今働いている津別病院とご縁があり、津別町に来ることができました。

ーお仕事の環境は変わりましたか

京 私の場合は、こちらに移住してきてから出産を二回経験しているのですが、子供を産む女医が今まで前例がなかったようで、随分とご配慮いただいたことで負担も少なく無事に出産を終えることができました。こんなに働きやすい病院って他にないだろうなと思います。津別町くらいの規模の町だと医師自体の数が少ないので、医師が一人いるかいないかはとても重要な問題になります。その中で、そういった恵まれた環境で業務を続けさせていただけたことはとてもありがたかったです。


祐 ぼくの場合は車で片道50分弱、通勤に時間がかかってしまうのがネックだと思っていました。雪道はしんどいですが、慣れてしまえば通勤は苦ではありません。家に帰れば共働きのため家事に育児にと用事はたくさんあるので、一人の時間を楽しむという意味でもメリハリがついて楽しんでいます。僕のように津別町から通勤するというケースは意外に難しいことではないのかなと思います。

子育て環境がすごくいい

ー津別町に住んでみていかがでしたか?

祐 子育ての環境が充実しているのがとても嬉しいです。支援も手厚いですし、町内の認定こども園は建物もすごくいいし、お散歩などするにも周辺環境はとてもいいです。先生方もいい人ばかりで、巷でよく聞く「早く迎えに来い」みたいなプレッシャーもありません(笑)土曜日も預かっていただけたり、なにより子どもがこども園のことがすごく好きみたいで、風邪を引いた時も行きたいと言うくらいです。

京 ご飯もすごくおいしそうだなっていつも思っています(笑)送り迎えの際に玄関でその日の献立を見ることができるんです。道産の食材をちゃんと使ってくれていたり、すごく美味しそうな献立を毎日作ってくれていて、子どもとの会話のきっかけにもなってありがたいです。

今住んでいる町営住宅もすごく素敵なんです。気密性も高く、集中暖房のため冬でも暖房の温度を一番低い設定にしても乗り切ることができます。ベランダ側は畑と空き地なので、抜け感があり、窓からの景色が絵画のようだなあといつも思っています。

発信をしている人がたくさんいて、町の状況がすぐにわかった

ー祐策さんは北見市、京子さんは岩見沢市とどちらもご出身ではない町に住まれることに不安はありませんでしたか?

祐 最初は友達や知り合いもいなく、不安な面もありましたが、津別町には道東テレビさんや津別新報さんだったり、町の発信をされている方がたくさんいます。どんなおもしろい人がいて、何が起こっているのか事前にわかったので、入り込みやすい雰囲気がありました。住む前は少子高齢化が進んで、若い人はいないんじゃないかと思っていたんですが、そんなことはなく、町で活発に活動している人はたくさんいました。西洋軒(※)さんで週末、夜営業もしているのですが、そこに一人で飲みに行った時に町の方々に紹介してくれたりして、すぐに仲良くなることができました。

※西洋軒・・・津別町内にある、約100年続く飲食店。地域内外にファンを持ち、品切れでお店を閉めることもしばしば。豚丼・ラーメンなど人気メニュー多数。

京 子どもを連れて飲み会や町の行事に参加できるのも嬉しいです。みなさん、本当に寛容なので。

取材の日も津別町にできるコワーキングスペースのリノベーションワークショップに家族で参加

ー最後に津別町の好きなところを教えていただけますか?

祐 人がいいですね、町でおもしろいことをやっている人たちがウェルカムな雰囲気を出してくれていて、町のコミュニティに溶け込むのは難しくなかったなと思います。あとは先ほど話していたこども園のように公共施設が充実しているのが嬉しいですね。よくトレーニングセンターのジムに行ってトレーニングしています(笑)

門馬 祐策(もんま ゆうさく)さん

1989年、北見市出身。
現在は津別町に住みながら隣町の公立中学校に通勤。
津別町に転居後、二人の子供に恵まれ、京子さんと四人家族に。
お二人の趣味はボードゲーム。

門馬 京子(もんま きょうこ)さん

1980年、岩見沢市出身。
津別病院内科医として、勤務。
結婚を機に2016年に津別町に移住。


【取材・編集】 中西 拓郎(なかにし たくろう)
1988年生まれ、北海道北見市出身。防衛省入省後、2012年まで千葉県で過ごし、Uターン。
2015年『Magazine 1988』を創刊。2017年より、一般社団法人オホーツク・テロワール理事、『HARU』編集長に就任。
ローカルメディアの運営他、企画・編集・PR・ブランディングなど、道東をつなぐ・つくる・つたえる仕事を手がけている。
Twitter:@takurou1988 
WEB:http://1988web.com/

最新記事